本町の公共施設等は、1975年（昭和50年）頃から1980年代に小中学校や行政施設等を重点的に整備してきましたが、施設等の老朽化が進み、今後は維持修繕・更新等に多額の費用が必要になります。一方、人口減少による税収の減や社会保障費の増により、財政状況が厳しくなることが予想され、公共施設等の維持・更新に係る費用の確保が課題となっています。
このようなことから、早急に公共施設等の全体像を把握し、長期的な視点をもって、更新・統廃合・長寿命化などを計画的に行うことにより、将来の財政負担を軽減・平準化を図り、公共施設等の最適な配置を実現するため、「西伊豆町公共施設等総合管理計画」を策定しました。

　また、前述の計画の点検・診断によって得られた個別施設の状態や、維持管理・更新等に係る対策の優先順位の考え方に基づき、個別施設ごとの具体的な対策内容や実施時期、概算費用を定めた「西伊豆町個別施設計画（公共建築物）」を策定しました。