西伊豆町の水源において、当該物質が含まれていないか、調査を行いました。
【PFAS(ピーファス)とは】
工業的に作られる有機フッ素化合物の総称です。PFASに分類される物質は多くありますが、中でも代表的なものが「PFOS(通称ピーフォス、ペルフルオロオクタンスルホン酸)」と「PFOA(通称ピーフォア、ペルフルオロオクタン酸)」です。PFOS・PFOAは、水や油をはじく性質があり、半導体、殺虫剤、包装紙、防水服など生活用品や工業製品に多く使われてきました。これらの物質は環境中で分解されにくく、人や野生生物などの体内に蓄積しやすいという性質を持っており、人の健康や動植物の生息・生育に影響を及ぼす可能性があります。
調査結果
検査日: 令和6年12月10日
検査箇所及び検査結果町内全ての水源12地点で検査を行い、全ての地点において「5ng(ナノグラム)/L未満」という結果となり、目標値(※)を下回り、安全であることが確認できました。(下記表参照)
※厚生労働省が定める暫定目標値はPFOSとPFOAの合計値が50ng (ナノグラム) /L以下