宇久須地区の水は他の地区より水回りの機械等を腐食させやすいの?

令和5年度に開催された水道委員会にて委員から「宇久須地区の水は赤川の影響で、水回りの機械を腐食させやすいのでは?」との質問を受け今年度、宇久須地区内の河川水と宇久須第1水源の水、および仁科第1~第1水源の水、それぞれの因果関係等を調査しました。

◆調査方法

もともと、飲料水としての安全基準は問題ないため、水道機器等に与える影響を調査する目的で「日本冷凍空調工業会による水質管理基準値」(以下、「工業用水規格」)を準用し電気伝導率等10項目について検査しました。

◆調査結果

宇久須第1水源の水は「pH」「遊離炭酸」「硫酸イオン」の3項目で、工業用水規格に適合していないという判定となり、その内の2項目(遊離炭酸・硫酸イオン)については金属を腐食させやすいという結果となりました。ただ、それは仁科の3つの水源も同項目が規格値以上となり、宇久須地区が突出しているというものではありません。pHの数値については6.5と若干酸性度が高い傾向ではありますが、飲料用の基準値が5.8~8.6であるため極端に水道管を腐食させることは無いと考えられます。

また、赤川、宇久須川、大久須川の調査結果と宇久須第1水源の調査結果には相関関係は認められないという結果となりました。

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