平成23年3月の東日本大震災を受け、平成25年6月に作成した静岡県第4次地震被害想定では、将来発生が想定される駿河トラフ・南海トラフ沿いの巨大地震により最大で死者105,000人、建築物の全壊・焼失が約30万棟という甚大な被害を想定しており、これらの被害をできる限り軽減するために、平成25年11月には「静岡県地震・津波対策アクションプログラム2013」を策定し、巨大地震により想定される犠牲者を令和4年度末までに8割減少させることを静岡県では目標としています。
 この目標達成のためには、住宅・建築物の耐震化をより一層促進させることが必要であることから静岡県では平成28年4月1日に静岡県耐震改修促進計画を改定し、県内の住宅及び多数の者が利用する建築物の耐震化率を令和2年度末にそれぞれ95%とすることを目標としています。

 西伊豆町においても、国や静岡県と連携し地域の実情に応じた建築物の耐震診断及び耐震改修の促進に関する施策を計画的に推進するため、耐震改修促進法第6条第1項の規定に基づき、平成28年4月に「西伊豆町耐震改修促進計画」を策定し、実情を踏まえて令和3年4月に更新しました。