浮島と田子本宮の間に「燈明」といわれるところがあり、現在の燈台の前身「燈明堂」があった。燈明ヶ崎遊歩道と言うのは、この辺から付けられたものである。

この遊歩道は、昭和49年3月に完成したもので、延長1,700メートル、巾員2メートルで浮島海岸と田子本宮を結んでいる。浮島海岸は、礫の海浜で、特に左手はヤドカリ、カニの宝庫であり、家族連れに適している。入口は浮島海岸の右端にあり、最初は急な登り坂だが一度登ってしまうと平地になり、眼下にはコバルトブルーの海が開ける。西は日本平、南アルプス、南は三四郎島、雲見を眺め、又道中左右には、アシタバ、ツワブキ、ゼンマイ、ワラビ等の山菜が四季を通じて摘める。遊歩道下の海岸は、磯釣りの好適地である。途中3ケ所の休憩所、2ケ所のあずまやがあり、子供連れ、女性向きとしても素晴らしい遊歩道である。終点側の田子漁港は、昔から田子節(鰹節)で名高い。

堂ヶ島をまだ見ていない人は田子方面から歩くとまず堂ヶ島の遠景に出合うことになり、その奥行を味わうには絶好の遊歩道。約45分のコース。

交通

浮島バス停から徒歩10分。田子バス停からは、海岸通りを左折し、海沿いに造船所や田子の集落、花畑を遠望しながら徒歩20分。

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